中国語学習

【HSK5級2か月で合格:使用教材&勉強法】PART3:中国青島で受けてみた

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大家好!HSKのネット試験を中国青島で受けて、5級に合格したので、体験をシェアします!

Lisa
PART1とPART2ではHSKネット試験についての解説や、 中国での申込方法、試験当日の流れについてお話ししましたが、 この記事では、5級に2か月で合格するために使用した教材や勉強法についてお話しします!

 

はじめに~現状分析~

私は今のところ中国語学習を始めて8年目になりますが、

前回HSK4級に合格したのは、なんと7年前でした!

中国語力をキープするために中国語会話の勉強は続けていましたが、

HSKのための勉強からは遠ざかっていたのです。

そのため、まずは

分は本当にHSK4級合格レベルの中国語力があるのか

という現状分析から始めました。

 

そこでまず、HSK公式HPに掲載されているHSK4級の過去問を解いてみました。

その際に9割以上得点できていたことから、

HSK4級は合格レベルとみなし、5級の勉強に取り掛かることにしました。

 

私のように前回の試験からブランクがある方や、

HSK自体が初めてで5級にチャレンジしてみたいという方は

現在の中国語力を知るために、

HSK公式HPから過去問を解いてみることをおすすめします!

 

5級合格のために使った教材

Lisa
では、実際に5級合格のために使ったおすすめ教材を共有します!

 

HSK公式HPの過去問

前述のとおり、私はまずHSK公式HPの過去問を活用しました。

これは無料で誰でも使うことができるものなので、使わない手はないと思います!

 

HSK公式HPトップページから「HSK」をクリック

HSK公式HPトップページの画像

 

「試験紹介」をクリック

HSK公式HPの試験紹介

 

「HSK五級紹介」をクリック

HSK公式HPの五級紹介

 

「HSK五級問題集と解答」をクリック

HSK公式HPの五級問題集と解答

 

実際の勉強を始める前に、

現状5級の問題をどのくらい解けるの

自分の弱点は何

を知ることで、今後どう対策していくのか変わってきます。

 

手始めに力試しとしてやってみることをおすすめします!

 

単語教材

HSK5級では4級と比べて単語量が大きく増えるので、

(4級:1200語程度、5級:2500語程度 と言われています。)

聴解、読解、作文のどの項目の勉強のためにも、

単語量を増やすことは必須です。

そのために

格奪取!新HSK5級単語トレーニングブック

という教材をおすすめします。

 

おすすめポイント

音声ファイルがついている

例文が豊富で文中でどう使われるのか理解しやすい

・後ろに索引がついており、辞書としても使える

 

おすすめの使い方

①本を見ながら音声を聞く

②音声だけを聞いて単語を頭に思い浮かべる練習

③問題集などで見たわからない単語を本で調べて、しるしをつけておく(自分だけの単語帳に!)

 

の教材についている音声がとてもよく使えます!

何度も聞くことでリスニング力の強化にもつながるので、毎日聞くことがおすすめです。

 

過去問集①

2018版 汉语水平考试真题集HSK5级

2018版 汉语水平考试真题集HSK5级の画像

 

これは中国で買った過去問集です。

(過去問集は中国語で「真题集zhēn tí jí」というそうです。)

私は中国のネットショッピングサイト「京东」で買いました。

64元(日本円:約1280円)くらいで購入できたので、

日本の教材を買うよりお得です!

(日本の教材だとこの2倍くらいの値段はすると思います。)

 

おすすめポイント

・圧倒的に値段が安いうえ、5回分の過去問がついている

・QRコードを読み込むと(もしくはサイトにアクセス)すぐに聴解の音声が聞ける

・HSKの主催機関「孔子学院总部」が編制しているので安心

 

悪い点

中国でしか買えない可能性あり

・中国で出版された教材のため、日本語の解説がない

 

中国に住んでいてコスパ重視の方にはおすすめの過去問集です。

ただ、この問題集には解答しか掲載されていないので、

やはり日本の教材のように日本語での解説を求めている方には不向きです。

なぜその答えになるのか深堀したい場合には、

ネイティブの中国人や中国語の先生に聞く必要もあります。

Lisa
私はわからない箇所については、自力で調べてもわからない場合、 中国人の夫や中国語の先生に教えてもらっていました。

 

過去問集②

国語検定HSK公式過去問集5級2021年度版

 

 

これは日本に一時帰国した際に買った過去問集です。

 

おすすめポイント

・すべての問題に日本語訳と日本語解説がついている

・わからない問題があった際に自分で調べる手間が省ける

 

こちらも同じく過去問集ですが、日本で出版された教材のため

日本人にとってはとても使いやすいです。

中国の教材に比べて割高感がありますが、

日本語訳と解説がついていることを考えると、

買って損はないと思います。

 

Wechat(微信)ニュース

问早班车来了

これはWechat(微信)アプリを使っている方なら誰でも無料で使えるサービスですが、

「公众号」(公式アカウント)という機能を使います。

「早问早班车来了」という中国のニュースが聞ける「公众号」が

HSK5級の勉強におすすめです。

下記の画像のようにWechatの「公众号」から「早问早班车来了」を検索すると出てきます。

 

Wechatの公众号の画像

 

特にHSK5級の聴解対策としては、過去問集だけだと量が足りないと思います。

そんな時にこの「公众号」を使うと、リスニング量を増やして

耳を慣れさせるのに役立ちます。

また、これは毎朝決まった時間に更新されるので、

1日1回聞く習慣をつけることもできます。

 

おすすめポイント

無料で気軽に使える

毎日更新されるので飽きずに続けられる

 

HSK5級合格のための勉強法

聴解&読解

聴解と読解はこのような流れで勉強しました。

 

 

聴解&読解の勉強法の流れ

  • 過去問を10回以上解く
  • わからない単語を調べて記録する
  • 聞き取れなかったパートや意味の分からない箇所を再度解く

 

 

過去問をなるべく多く解くと、毎回の傾向やパターンがつかめてきます

また、文法に関しては私は特に何もしませんでした。

HSK4級までに主要な文法は習得済みですし、

実感としては5級から新出で出てくる文法は特になかったように思います。

それよりも過去問を解いて実践力をつけるほうに注力しました。

 

作文

作文はこのような流れで対策していました。

 

作文の勉強法の流れ

  • 過去問を10回以上解く
  • 中国人に添削してもらう
  • テンプレート化して覚える

 

 

Lisa
5級の作文問題では第一部分の並べ替え問題と第二部分の作文問題にわかれているので、 今回は第二部分の作文問題に焦点を当ててお話しします。

 

5級の作文問題は2題あり、どちらも80字前後の文を書きます。

これに関しては過去問を解いても採点が難しいので、

自分で書いた作文を必ず中国人の夫か中国語の先生に見せて添削してもらいました

 

作文を書く方針としては、

無理して難しく考えずに、

簡単でシンプルな文を間違えずに書く

ということを心がけていました。

 

また、試験で出されたお題についてその場で文を考えるのは時間がかかってしまいます。

そのため、どんなお題でも対応できるようなテンプレートをあらかじめ作り

それを覚えて試験に挑むと、少し気持ちに余裕ができました。

作文の出だし部分だけでも決めておき

毎回その出だしから書き始めるようにしておくと、

少しでも時間が省けると思います。

 

まとめ

 

HSK5級合格のために

  • 毎日音声を聞きながら単語を勉強する
  • 過去問を10回分以上解く
  • 間違えた問題を放置せず、再度解く
  • 作文は中国人に添削してもらう

 

上記の勉強法で、私は2か月でHSK5級に合格しました。

HSK5級は6割以上の点数で合格(300点中180点以上)と言われていますが、

私は8割を取ることができました!

 

語学の勉強は小さいことの積み重ねが大切です。

時間がない方もぜひ、始めやすいことから1日10分でも、

日々継続してみてください。

 

Lisa
HSK5級に挑戦する皆さんが合格できますように!

 

 

 

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  • この記事を書いた人

Lisa

你好!台湾、日本、オンラインでの日本語教師経験を経て、現在は中国青島で中国人の夫と中国で産まれた日中ハーフの子どもと三人で暮らしています。中国移住1年目。 TOEIC900点、HSK5級、中検3級、日本語教師資格所持。

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